家電とモンブランを語る

自称・調理家電マニアです。本日は、念願のT-FALの電子ケトルを購入(写真右)。CMでお馴染み「あっ!という間にすぐに沸く♪」です。買おうとして、この商品名の誠実さに気づいたのですが、保温機能がないのです。つまり電気ポットの代わりにはならない。ちょっと躊躇しましたが、 ●肯定要素:3ツ口のガスコンロがほぼフル稼働してしまいヤカンが後回しになる/2.2ℓは1日に使い切らない/ 電子ポットをたまにつけっ放しにしてしまう/卓上で使えるなどを勘案して、ものは試しと購入を決意。カルキ抜きも浄水器の水を使えばよいでしょう。T-FALの思うツボのようで少し悔しいけど…思えば我が家はT-FALを割と愛用してます。ティファールで朝食を―きっと提案され、ポシャッたに違いないキャッチとは勝手な想像。
そんな訳で、せまいキッチンの戸棚の1つは少々マニアな調理家電置き場。トースター、ワッフルメーカー、バーミックス、調乳ポット(※調理家電じゃないけど、温泉卵が作れる)etc。使いこなせなかったのはスープメーカー(¥20,000弱)。材料をセットするだけで加熱~粉砕までをこなしポタージュが完成、食べるスープも、お粥も調理可能と、多才な逸材でしたが、意外にゴツいのと、メンテが大変なのとで肌に合わずに譲渡。反省しつつ、あのゴツさは、特にスープやお粥を重宝しそうな高齢者層向けには、少々工夫が必要かも。
ちなみにフレンチトーストで議論した魯山嬢さんは精米機をお持ち、「精米したてのごはんはうまい」らしい。精米具合の調整機能付だと¥30,000くらいとのこと。極めるなら脱穀機も購入する必要があると、再び熱い議論になりました。
写真左は、しばし休戦中だった「モンブラン頂上決戦」に火がつき購入したモンブラン達(@新宿タカシマヤ)。左が「グラマシー・NY」の「利平栗のモンブラン」(\800超!)、右が世田谷区赤堤の有名店「ノリエット」のモンブラン(\450)。最近この頂上決戦が、味比べというよりは、完成しつつある理想像の追究に変質しつつあり、今回の2つは、見た目から味を想像して、理想像に近そうなものを選んだ次第です。その理想像というのは、各方面からブーイング浴びること必至ですが、中津川の「すや」の栗きんとん(http://www.suya-honke.co.jp)の、栗の素朴さを丹念に丹念に集めたような、奥ゆかしい「栗感(くりかん)」に、マキシム・ド・パリ(くらいしか知らないのですが)の、ひと粒で大満足の正真正銘の「お菓子」として栗を昇華させたようなマロン・グラッセを、最適なバランスでミックスさせたイメージ。そこはかとなくホロホロ感があり、栗・栗・栗とばかりに栗の味が凝縮された、こっくりとした味わいで、甘すぎず、それでいて、砂糖とクリームが絶妙につなぎ役を果たして、栗を「モンブラン」として開花させ、後味にはほのかに、上質な洋酒の風味が追いかけてくる…誰か試しに作ってくれませんでしょうか。もとい、という訳で目に留まった2つでしたが、理想像とは違ったものの、それぞれ美味しゅうございました。
「グラマシー」は、意外なほど素朴な味。素材がそのまま活きた感じで甘さも控えめ。葉っぱなどがあしらわれていて、見た目も楽しい。いまどきのお店でしょう。10分以上待ちの人気ぶりも頷けます。ちなみに「T-FAL」と写っているのは、ここのシュークリ―ム(\260?)。キャラメリゼ?されたアーモンドがあしらわれ、どっちかというとこちらが美味しかった!「ノリエット」は、中身はホイップクリーム、その中にマロンクリーム+栗という、オーソドックスな組み立てながらも、端正で格調が高い。洋酒(コニャック?わかりましぇん)がしっかり利いて、ごく軽くて、心地良い「めまい」をおぼえるような味わい。モンブランを1つだけ買ったのだけど、小さな箱のなかに、ずれないようセロテープを貼って固定してくれたのが嬉しい心遣いでした。スウィーツ好きの人なら、おもたせにして間違いのないお店と思います。
最近、すっかり「茶色い」モンブランが主流で、黄金色のモンブランを見る機会がめっきり減ったように思います。マロンペーストではなく、さつまいもを使っていると聞きましたが、これは日本オリジナルなのでしょうか。メガてんが小さい頃は、後者が主流だったような。このタイプでおいしくて記憶に残っているのが、西荻窪の「こけし屋」。まだ売ってるかな。 ともあれ、モンブラン頂上をめざす登山道はしばらく続く予定です。山のあなたの空とおく さいわいすむと ひとのいう ― 情報も随時募集中です。
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